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コロナ禍が長引く中、結婚式をする・しないで悩んでいるカップルは多いと思います。沖縄で結婚式をする場合、ゲストの平均人数は20名程度ですが、それでも心配は無くなりませんよね。
しかし、結婚するなら晴れ姿を両親に見せたいですし、お世話になっている方々にお礼をしたいという気持ちもあるはず。実際、リクルート社が実施した結婚総合意識調査2021調査によると、コロナ禍でもウェディングイベントを実施したいと回答した方は8割を超えています。
そこでこの記事では、コロナ禍でゲストを呼ぶ際に注意すべきポイントを解説。新郎新婦側と会場側、2つの視点でお伝えします。
結婚式の実施を悩んでいる方の多くが「皆はどうしているのかな?」という疑問を持つことだと思います。もし結婚式を挙げないカップルが多かった場合、自分たちが非常識と思われるのではと心配になりますよね。
そこでまずは、ウェディングに関する調査結果から、コロナ禍における先輩カップルたちの動向を見てみましょう。
リクルート社による結婚総合意識調査2021によると、2020年4月~2021年3月に何らかのウェディングイベントを「実施した」と回答した割合は71.1%となっています。そのうち、ウェディングパーティを実施した割合は53.1%と若干少なくなるものの、コロナ禍でもウェディングイベントを行ったカップルは多いことが分かります。
また、ウェディングパーティの内訳は、53.1%のうち34.8%が披露宴・ウェディングパーティ、残りの17.9%が親族中心の食事会となっています。
ちなみに、沖縄に目を向けると、2020年に沖縄で挙式を行ったのは5,022組となっています(沖縄県・令和2年沖縄リゾートウェディング統計調査より)。
視点をゲスト側に変えてみましょう。ゲストが結婚式に呼ばれた場合、コロナ禍の結婚式参加をためらう方もいるはずです。
結婚総合意識調査2021によると、挙式、披露宴・ウェディングパーティーへの参加を「迷わなかった」と応えた割合は55.9%となっています。一方「コロナが原因で参加を迷った」と回答した割合は33.0%で、残りの11.0%はコロナ以外の原因で参加を迷った方となっています。
つまり、およそ3人に1人がコロナを原因に参加を迷っているということ。コロナ禍でのウェディングは、ゲストも少なからず不安を抱えているようです。
ただ、ゲストの「出席するまでの気持ち」に焦点を当てると、出席者のじつに70%「新郎や新婦の晴れ姿が 見られることを楽しみにしていた」と回答しており、多くのゲストが結婚式を楽しみにしている気持ちも見て取れます。
コロナ禍でもウェディングイベントを行うカップルは意外と多い一方、ゲストのおよそ3人に1人はコロナを原因とする不安を感じているという結果がありました。
ここで重要になってくるのが、ゲストの不安と向き合うこと。当日はコロナ対策を実施して結婚式を行うことになると思いますが、対策を押し付けるのではなく、ゲストから不安な点を聞き出すことも大切です。
もちろん、すべての要望に応えることはできないと思いますが、可能な限りゲストの不安に寄り添い、皆が心から楽しめる結婚式にしたいですね。
ここからはコロナ禍で結婚式を行う際に注意すべきポイントを紹介します。
実施する内容は、主催者である新郎新婦と、施設を提供する会場側の2つに分けられます。新郎新婦と会場が協力して、最善の対策を行いましょう。
まずは新郎新婦が注意すべきポイントを3つ紹介します。
もっとも大切で、最初に行うべき点がこちら。ゲスト招待時に、感染対策を徹底して実施すると伝えることです。招待状と合わせて、感染対策を徹底して行う旨を記載したお知らせを同封しておきましょう。
ここで伝えるべきことは、会場やスタッフのコロナ対策を徹底することや、参加時のマスク着用・消毒のお願いなどが中心となりますが、もっとも重要なのはゲストの不安に寄り添う姿勢を伝えることです。
招待状を渡した後も、不安な点があれば気軽に問い合わせてもらい、ゲストの不安を少なくする工夫をしましょう。
食事はビュッフェ形式を避け、個別提供のコーススタイルを選びましょう。
ビュッフェはウェディングで多く取り入れられる提供形式ですが、共有のトングを使用したり、ゲスト同士が接触する可能性があったりと、感染リスクの面では心配なこともあります。
また、食事の席は通常よりもゲスト同士の間隔をあけ、黙食の徹底をお願いしましょう。会場側も食事提供時のリスクは気を付けており、例えば沖縄のウェディング事業者・クチュールナオコでは、食事中も2品ごとにおしぼりを提供する対策を行っています。
結婚式での主な感染リスクは会場内にありますが、会場の外にも感染リスクは潜んでいます。
例えば会場までの移動に公共交通を利用する場合がそうですし、沖縄ウェディングの場合は、会場やホテルの周辺が観光地のケースで人が多いケースもあります。
そのため、会場まではなるべく車やバスで直接アクセスできるようにし、沖縄ウェディングのように宿泊を伴う場合は、会場やホテルを人の密集しないエリアに設定しましょう。
また、結婚式を挙げたい会場が観光地にある場合は、人が少なくなるオフシーズンを選ぶのも手です。
コロナ禍になってから、会場側も感染対策を徹底するようになっています。そのため、ほとんどの会場で基本的な対策が実施されていると考えてよいでしょう。ただ、適切な感染対策が実施されているかの見極めは必要です。
また、予定しているゲスト数がソーシャルディスタンスを保ったまま入れるか、接触機会を減らすリモートサービスは整っているかもチェックしたいポイント。それぞれ詳しく見ていきましょう。
会場の感染対策が適切に行われているかを見極めるには、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の基本方針」と、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会の「結婚式実施のガイドライン」を基準にするのがおすすめです。
これら基本方針とガイドラインには具体的な対策方法が記載されており、これらに合致した対策を行っていれば、適切な対策が取られていると判断して問題無いと考えられます。
また、スタッフの対応もチェックしておきましょう。対策事項の相談に、快く対応してくれるかも見ておきたいポイントです。
ゲストの人数に合わせた会場を選ぶことは、ソーシャルディスタンスを確保する基本と言えます。特に食事を伴うパーティを行う場合、ゲスト全員が距離を保ちつつ着席できるかは必ず確認しましょう。
沖縄のように遠方で行う場合、会場選びもリモートで行うケースがありますが、可能であれば直接会場を確認した方が良いでしょう。
また、会場確認の際は換気が十分かも合わせて確認しましょう。
コロナ禍になってから、結婚式のライブ配信やリモートでのウェディングパーティなどのサービスを提供するようになった事業者もあります。コロナの不安が大きい場合、これらのサービスを取り入れるのも一つの手です。
ゲストの中には、結婚式へ行きたくても不安から参加を見送る方もいるかと思います。そんなゲストにこそ、リモートサービスで2人の晴れ姿を届けましょう。
また、リモートサービスはコロナ対策になると同時に、そもそも会場に行くのが難しい、高齢のゲストや具合の悪いゲストにも2人の姿を届けられるツールでもあります。
リモートウェディングの代表的な事業者に、沖縄ワタベウェディングがあります。WEBサイトで詳しく解説しているため、ぜひ一度チェックしてみてください。
コロナ禍とはいえ、結婚式は人生の節目になる大切なイベント。それは両親を始めとするゲストにとっても同様で、可能であれば2人の晴れ姿を見たいと思っているゲストも多いのです。
そんなゲストのためにも、感染対策は可能な限り行いたいところ。ゲストの不安に寄り添い、丁寧に解消していくことで、心から楽しめる結婚式を作っていきましょう。