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沖縄県那覇市にある識名園(しきなえん)は、琉球王国時代の名残を感じられる美しい庭園で、毎年多くの観光客が訪れる有名なスポットです。
2000年には、日本の名勝に指定され、ユネスコ世界遺産にも登録されました。
そんな世界的な文化遺産で沖縄らしい結婚式や流送のフォトウェディングを行いたいと考えている方もいらっしゃると思います。
「世界遺産でウェディングだなんて難しいかな?」と思うかもしれませんが、じつは、みなさんの憧れを叶えるプランはいくつかあり、内容もとても充実しています。
今回は、識名園でできる結婚式や琉装フォトウェディングのプランをご紹介します。
識名園の基礎知識とともにぜひご覧ください。
読み方は「しきなえん」が一般的ですが、俗に「シチナヌウドゥン」とも呼ばれるそうです。ウドゥンとは御殿のこと。琉球王国の邸宅のことです。
識名園は、当時の琉球王家最大の別邸として造営されました。
別邸は現在の迎賓館のようなもので、当時の国王一家はこの識名園にて心身を保養し、また、中国など諸外国の使者の接待などを行いました。
敷地面積は1万2000坪以上。造園形式は中心に池を配置した回遊式庭園です。
回遊式庭園とは、園内を散策しながら景色を楽しむことができる庭のことです。日本には古くから靴を脱ぐ文化があるため、屋敷内から外を眺められる、枯山水のような庭が好まれました。
一方で、庭の中を散策できる回遊式庭園は平安時代ごろから有力な大名を中心に広まっていきました。有名なところでは、石川県の兼六園、岡山県の後楽園、香川県の栗林公園などがあります。
識名園は、和式の庭園ながら、随所に中国や琉球王国の感性を取り入れたものとなっており、他に見ない唯一無二のものとなっています。
2000年に、国指定の「特別名勝」(芸術的、観賞的価値が高いとされる庭園・山岳などに与えられる文化財の種類の一つ)に指定された他、ユネスコ世界遺産にも登録されました。
識名園が作られたのは、今から遡ること約220年前の1799年。目的は薩摩や諸外国の来賓の接待でした。造営の翌年である1800年には、さっそく中国から派遣された冊封使(さっぽうし)をもてなしたそうです。
琉球王国の別邸は他にも、首里崎山町に御茶屋御殿(うちゃやうどぅん)がありました。こちらは識名園が作られる数十年前、1677年に造営されました。
首里城の東に御茶屋御殿が、首里城の南に識名園があり、当時は、御茶屋御殿を東苑(とうえん)、識名園を南苑(なんえん)と呼んでいたそうです。
しかし、どちらの別邸も1945年のかの沖縄戦で破壊され、焼失してしまいました。現在、御茶屋御殿の跡地には御殿の玄関前にあったとされる石造の獅子が設置されています。
識名園の方はというと、平成初期頃に総事業費7億8千万円、約20年の月日をかけて復元されました。それにより、現在の美しい庭園の姿があります。
識名園の特徴と見どころをご紹介します。
琉装フォトウェディングの撮影風景や宮廷挙式当日をイメージしながらぜひご覧ください。
識名園の見どころとして外せないのが、中国建築様式で建てられた東屋「六角堂」です。
池の中にせりだした土の上に建てられているため、御殿から見ると池に浮いているように見えるのが特徴です。
黒い瓦屋根が二重になっており、上から見ると六角形になっています。
六角堂は近くからでも、遠くからでも、どこから撮影しても絵になることでしょう。
当時の王族貴族が過ごした場所です。赤瓦屋根が特徴で、部屋数は15もあるそうです。
中のしつらえは畳敷き、廊下は板張りとなっており、広さはあるものの、造りとしては当時の沖縄の一般的な民家の佇まいそのものとなっています。
池や森林の中に、赤い瓦屋根の連なりが見えて、とても趣のある景観が楽しめます。
識名園の池は、じつは空中から見て「心」という漢字を崩した形に作られたそうです。
撮影当日は「ここは「心」の何画目かな?」とおしゃべりに華が咲きそうです。
池の中には小島があり、そこを繋ぐように、両側に中国建築様式の石造りのアーチ橋がかかっています。アーチ部分は半円状になっており、水面に映る姿が円形に見えるように作られています。
階段の表面は凸凹としており、琉球石灰岩を使用して造営されているそうです。
こちらも琉装姿が映えるロケーションですよ。
ここからは、世界遺産でもあり国の特別名勝でもある識名園で、挙式やフォトウェディングができるプランをご紹介します。
どれも琉球王朝時代の趣をたっぷり感じられるプランだと思いますので、ぜひお二人の希望を叶えられるプランを見つけてみてくださいね。
識名園の敷地内で撮影する琉装フォトウェディングプランです。
琉装一式、ヘアメイクや着付け、アテンドスタッフなどがプランに含まれてなんと10万円以下です。
写真は、60カットをデータでもらうことができます。
所要時間はお支度から撮影までで2時間半。これなら沖縄観光も無理なくスケジューリングできそうですよね。
基本料金
¥93,500
プランに含まれるもの
新郎新婦様琉装一式
ヘアメイク
琉装着付
アテンドスタッフ
識名園施設使用料、申請料(新郎新婦様入園料含む)
写真データのみ約60 カット(データDISC)
お手頃な価格帯で、識名園での琉装フォトウェディングが叶うプランです。
写真データは100カット。全データを納品してもらえます。
識名園への送迎もプランに含まれているので、移動の負担が少ないのも嬉しい点です。
基本料金
¥110,000 ~ ¥121,000
プランに含まれるもの
琉装一式
美容料金
撮影場所送迎
介添え
データ100カット
全データ
会場使用料
※土日祝日は11,000円プラスされます。
詳細はこちら(琉装フォトプランA(データ100カット納品))
識名園での琉装フォトウェディングのデータ100カットに12ページの豪華アルバムがついてくるプランです。
六角堂の前で撮影したり、石造りのアーチ橋を二人で歩く姿を撮影したり、琉球王国の王族貴族の気分をたっぷり味わえます。
基本料金
¥143,000 ~ ¥154,000
プランに含まれるもの
琉装一式
美容料金
撮影場所送迎
介添え
12ページ写真集
全データ
会場使用料
※土日祝日は11,000円プラスされます。
詳細はこちら(琉装フォトプランB(データ100カット納品、アルバム12ページ))
識名園での琉装フォトも、ビーチでの洋装フォトも、どちらも堪能できるプランです。
プランには琉装一式と、ドレス・タキシードが含まれており、ロケ車両で撮影ロケ地を巡ります。
写真データはたっぷり150カットあり、さらに2L版2枚の台紙付き写真ももらえます。
「琉装フォトも、ビーチフォトもどちらもこだわって撮影したい!」という方はいかがでしょうか?
基本料金
通常価格180,000円→ 144,000円
プランに含まれるもの
男女琉装一式
ドレス・タキシード
撮影小物
ロケ車両
撮影アテンド
※全データ明るさ調整・色調整してのデータお届けとなります。
※土日祝料金UPなし!
(特典)2L版2面台紙一冊付き
(特典)沖縄滞在期間レンタカー1日無料
詳細はこちら(琉装&洋装ロケーションフォト(150カット・2L版2面台紙一冊))
識名園にて、宮廷結婚式を行えるプランです。
神社での白無垢の挙式のように厳かな雰囲気で執り行われます。
新郎新婦は琉装を着用し、識名園の御殿にて宮廷結婚式を行います。挙式中は演奏者による古典音楽が奏でられ、式次第にのっとって慣わしにより女性司会者が式を進めます。
古き良き、古式結婚式をやりたい方におすすめのプランです。
基本料金
¥330,000 ~ ¥341,000
プランに含まれるもの
司式者
演奏者
介添え
備品
結婚証書
リングピロー
会場費
お二人の琉装
小物類
ヘアー
メイク
着付け
介添え
※土日祝日は11,000円プラスされます。
詳細はこちら(【宮廷結婚式】世界遺産の識名園で行う沖縄でしかできない宮廷結婚式)
識名園での琉装フォトウェディング、宮廷結婚式のプランをご紹介しました。
琉球王国時代に、来賓をもてなしたとされる回遊式庭園は見事な景観を私たちを楽しませてくれます。
艶やかな琉装で識名園の庭園を散策すれば、まるで当時の琉球王朝にタイムスリップした気分を味わえるかもしれません。ぜひ、その雰囲気を肌で感じてみてくださいね。