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「リゾートウェディング当日に婚姻届も提出したい」。沖縄ウェディング人気もあり、国内リゾ婚で入籍も行うカップルが増えています。
二人の大切な場所で婚姻届を出せたら、結婚式と同じくらい素敵な思い出になりそうですよね。
しかし、婚姻届をリゾートウェディング当日に提出するにはどうすればいいのでしょうか?手続きや書類など、心配な点も多いですよね。
じつは婚姻届の提出方法は日本全国一律。どこで提出してもOKですし、揃える書類も同じ。意外とハードルは低いのです。
この記事ではリゾートウェディング当日に婚姻届を提出する手続きや書類を解説。合わせて注意点も紹介します。
まず婚姻届を提出できる「場所」と「時間」を見てみましょう。
婚姻届は日本国内なら全国でいつでも提出できます。正確には提出できる場所は「夫あるいは妻の本籍地または所在地」ですが、この「所在地」には一時滞在地も含まれるため、日本全国での提出が可能になっているのです。
そのため、リゾートウェディング当日に現地で提出するのももちろんOK。
また、婚姻届をはじめとする戸籍の届出は365日24時間対応してもらえます。
ただ、時間外に提出する場合は役所によって対応が異なるため、事前連絡をしておきましょう。
婚姻届の提出は意外と簡単ですが、「手続き」と「必要書類」は要注意。特にリゾ婚の現地で提出する場合、地元と違って修正ができない項目もあります。
中には第三者に書いてもらう項目もあるため、家でしっかりと書類を揃え、正しい手続きで提出をしましょう。
手続き|書類を揃えて提出するだけ
婚姻届を提出する手続きはかなりシンプルで、以下の2ステップだけです。
婚姻届は、提出したらその場で手続きが完結する「届出」のため、後日窓口で書類をもらったり、追加の手続きがあったりということもありません。
住民票の移動や印鑑登録のやり直しなど、関連する手続きはありますが、それは二人が新たに住むこととなる自治体で手続きすればOK。婚姻届の提出は、窓口に出すだけで完結します。
ちゃんと地元でも反映されているか心配な方もいると思いますがご安心を。戸籍の情報は全国で共有されているため、遠方で手続きをしても問題ありません。
婚姻届の提出には下記の書類が必要です。
戸籍全部事項証明書は、本籍地以外の自治体に届け出る場合に必要です。例えば、埼玉県さいたま市に本籍がある方がさいたま市に届け出る場合は不要ですが、沖縄県那覇市に届け出る場合は必要です。
また戸籍には、世帯の一部のみが記載された「戸籍妙本」と全員が記載されている「戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)」があります。必ず「戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)」を添付しましょう。
出典:法務局
婚姻届は漏れなく記入する必要があります。証人欄には2人以上の成人(親族でなくてもよい)に、記名・押印をもらう必要があります。
また、婚姻するどちらかまたは両方が未成年の場合は父母の同意書が必要となります。証人欄が父母の場合同意書は不要で、両方が未成年の場合は、入りきらない2名分をその他欄に記入します(自治体によって対応が違う可能性があるため要確認)。
転出届と転入届は、多くの方が婚姻届と同時期に手続きすると思います。手続きの順番は、転出届→転入届の順番で提出します。
また、婚姻届との順番ですが、これは婚姻届を出す前でも、出した後でも、どちらでも構いません。転出届・転入届はあくまで住所地を移す手続きのため、婚姻届とは直接関係が無いのです。
ただ、一点だけ注意すべきなのが「転出後14日以内に転入届を提出すること」です。
転入届は、転出届の提出後14日以内に提出する決まりになっています。例えば、リゾートウェディングから帰ってきたら14日が過ぎていたなんてことが無いように、転入届は転出届提出後すぐに提出してしまいましょう。
ここでは、リゾートウェディングで婚姻届が受理されないケースの中から、よくある3パターンを紹介します。
リゾートウェディング先で婚姻届を提出する際、一番怖いのが婚姻届の不受理です。現地で対応できないミスも起こりうるため、必ず受理される状態で持って行きましょう。
漢字の間違いや住所の書き方など、かなり多いのが書き間違いです。必ず1か所は書き間違いがあると想定しておいた方がいいでしょう。
書き間違いの対策は、夫と妻二人の訂正用の印鑑を持って行くことです(婚姻届に押印したもの)。
現地で間違いが発覚したら、二重線で訂正し、その上から印鑑を押します。欄外に押印した印鑑の横に「〇字削除〇字加筆」と書き加える「捨て印」で対応する方法もありますが、役所によっては捨て印対応不可のケースもあります。必ず訂正用の印鑑は持って行きましょう。
また、証人欄は現地で修正ができないため特に注意が必要です。
書き間違いと同じくらいやりがちなのが書類不足です。
リゾートウェディングの直前は何かとバタバタしがちで、婚姻届の書類準備がおろそかになってしまう恐れも。
そんなトラブルを避けるためには、基本ですが下記の2項目がマスト。
リゾ婚現地での入籍を決めたら、結婚式の準備が忙しくなる前に用意してしまいましょう。また、汚損や紛失対策に2セット用意しておくのも効果的です。
ただ一点だけ、戸籍謄本の有効期限には注意を。婚姻届に添付する戸籍謄本は、提出日の前3ヶ月以内に発行したものとしている自治体が多いのです。
また、戸籍謄本を取得した後に家族に戸籍の移動があった場合も再取得しましょう。
記入漏れは現地で対応ができる項目ですが、唯一対応できない箇所があります。
それは「証人欄」。成人2人に直筆+押印してもらう必要があるため、現地で記入漏れが発覚した場合はどうしても対応できないのです。
必ず証人と夫・妻が同席のもとでチェックしながら記入してもらいましょう。特に証人の本籍地は間違いやすいポイント。戸籍謄本と見比べて、一字ずつ記入漏れが無いかを確認しましょう。
日本のリゾートウェディングと言えば、やっぱりリゾ婚の聖地「沖縄」ですよね。
じつはリゾートウェディングは沖縄にとって主力産業の一つ。県ぐるみで力を入れており、行政もオリジナルサービスで後押しをしているのです。
その代表がオリジナルデザインの婚姻届。沖縄らしいデザインが豊富でご当地感バッチリ。写真にも映える人気のアイテムなのです。
そこでここでは、沖縄オリジナルの婚姻届と入手方法について紹介します。
沖縄市や石垣市、浦添市など、沖縄では多くの自治体がオリジナル婚姻届を用意しています。
出典:沖縄市
出典:石垣市
出典:浦添市
地元の草花や景色、歴史などをちりばめたデザインになっており、どれも一目見て沖縄だと分かるものばかりです。
また、婚姻届は提出すると手元に帰ってこないため、その代わりとして手元に残しておける「結婚記念証」を用意している自治体もあります。
出典:名護市
婚姻届や結婚証明書のデザインを数種類用意しているところもあります(石垣市や名護市など)。
婚姻届は各自治体のWEBサイトからダウンロードするか、窓口で入手できます。自宅で印刷するときれいに色が出ない場合もあるため、印刷がきれいな状態で欲しいなら、下見に行きながらもらっておくのがおすすめです。
もし可能なら、沖縄を訪れた際にもらうことをおすすめします。実際に沖縄の風景に触れると、沖縄の海や自然の美しさがよく分かります。お気に入りの風景や花なども見つかると思いますので、ぜひ思い入れのあるデザインの婚姻届を選んでみてください。
婚姻届は日本全国でいつでも提出可能。だからこそ、より思い出深くなるリゾートウェディングで提出するのがおすすめです。
オリジナルの婚姻届や結婚証明書の登場から見るように、婚姻届は二人の思い出を作る瞬間として、ロマンチックな存在になっています。
結婚式の当日に婚姻届を提出すれば、二人の新たなスタートがいっそう光り輝くと思います。ぜひこだわりの場所・時間を選んで、リゾートウェディングを人生最高の一日へとプロデュースしてみてくださいね。