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沖縄で着用されている「かりゆしウェア」という服をご存じですか?
「かりゆし」という単語から、なんとなく沖縄で着られている服だと知っている方もいるのではないでしょうか。
じつは「かりゆしウェア」は沖縄の夏の正装。結婚式でも多く着用されている服なんです。
そこでこちらの記事では、沖縄ウエディングにかかせない、かりゆしウェアについてご説明します。
ぜひ、あなたの結婚式にも取り入れてみてください。
沖縄の服であることは知っているけど、着用シーンが分からない方も多いはず。
まずはかりゆしウェアの歴史や着用シーンについてご説明します。
沖縄を訪れると、多くのビジネスパーソンが着用しているかりゆしウェア。ワイシャツとネクタイに代わる沖縄の正装として考案された服なんです。
かりゆしウェアの歴史を紐解くと、1970年までさかのぼります。
当時、観光アピールを課題としていた沖縄で、「沖縄シャツ」という服が開発されます。
しかし沖縄ウェアは流行せず、失敗。
20年後の1990年、今でいう「クールビズ」推進のため、沖縄シャツのデザインバリエーションを増やす改良を加え、「かりゆしウェア」という名前で発表します。
こうして、20年以上にわかって着られ続けているかりゆしウェアが生まれたのです。
ワイシャツとネクタイに代わる正装として考案されたかりゆしウェアは、見事に沖縄の新しい正装として受け入れられ、多くの人々に着用されるようになりました。
しかし、発表後すぐに新たな正装として受け入れられたわけではなく、官公庁で着用してPRしたり、2000年の九州・沖縄サミットで各国首脳に着用してもらったりと、多くの努力があったからこそ普及したのです。
今では4月から11月をかりゆしウェア着用推進期間と定め、多くの人たちに着用される服となっています。
着用シーンは、ビジネスから結婚式まで幅広く対応可能で、沖縄の正装としてあらゆるシーンで着用が可能です。
さすがに12月から2月の冬場にはスーツを着用するのですが、真冬以外でしたらいつでもどこでも着用可能なオールマイティさがあります。
オールマイティな正装ですから、かりゆしウェアを結婚式で着用するのも当然OK。
1年の大半が、最高気温25度以上という常夏の島、沖縄では、スーツやドレスで参加することはとても大変です。
結婚式では屋外に出ることもありますし、長時間の披露宴を考慮して、かりゆしウェアをドレスコードに指定することが多いんです。
着用するかりゆしウェアのデザインは、特に指定がなく、ゲストが好みで選んでOK。
新郎新婦が衣装を手配する場合は、デザインをなるべく統一すると、集合写真の撮影時に統一感が出るのでおすすめです。
かりゆしウェアを着て、ビーチで集合写真を撮れば、まさに身も心も沖縄リゾートに。リラックスした雰囲気を味わえます。
「かりゆし」という言葉には、沖縄の方言で「めでたい」とか「縁起のいい」と言った意味が込められています。
もともとは、船出の安全を祈るおまじないのような言葉だったのですが、いつしか縁起のいい言葉として定着するようになりました。
そのため、かりゆしウェアも「おめでたい服」や「縁起のいい服」と言った印象があり、最高に縁起のいい、結婚式の場にぴったりの服なのです。
また、結婚式の乾杯の発声をするとき、沖縄では「乾杯」と言わず「カリー」と言います。
これは、「かりゆし」を日常会話の中に落とし込んだ言葉で、「お祝いしよう!」という意味を持ちます。
みなさんも結婚式では「カリーさびらー(2人の末永い幸せを祈りましょう)」と発声してみてください。
すっかり沖縄の新常識となったかりゆしウェア。ブライダル業界では、かりゆしウェアを着て結婚式を行うことを「かりゆしウエディング」と呼んでいます。
沖縄でリゾートウエディングを挙げるんだったら、身も心もリラックスできるかりゆしウェアがおすすめなんです。
芸能人の神田うのさんの弟さんも今年(2019年)にアイネス ヴィラノッツェ 沖縄で結婚式を挙げられた事で話題担っていましたが、そこで神田うのさんは上品に美しくかりゆしウェアを着こなしていらっしゃいますね♡
沖縄は、温暖な気候や穏やかな性格の方が多いことから、リラックスした雰囲気が流れています。
また、沖縄の人々は「ウチナータイム(沖縄時間)」という、沖縄独特の時間感覚を持っており、時間に対してとても寛容なんです。
そんな「ウチナータイム」が流れる沖縄で結婚式を挙げるなら、リラックス&カジュアルな雰囲気の、かりゆしウエディングがおすすめです。
リゾートウエディングは参加するゲストの人数が20人前後と少ないため、親族と親しい友人のみで行うことがほとんど。
ゲストへの形式的な礼儀よりも、1人1人との時間を大切にすることを念頭に置き、ゲスト全員が楽しめる結婚式にしましょう。
特に、屋外のガーデンで挙式や披露宴を行う「ガーデンウエディング」がおすすめ。緑美しいガーデンで行うかりゆしウエディングは、一生記憶に残るすてきな思い出を演出してくれます。
沖縄の青い海をみていたら、心がすっと洗われるような心地よさを感じられるでしょう。
ゲストと一緒に、日常を忘れて素敵なひとときを過ごしてみませんか。
ここでちょっとかりゆしウェアのデザインを見返してみましょう。
かりゆしウェアをよく見ると、ハワイで着用されている「アロハシャツ」によく似ていることがわかります。
じつはかりゆしウェアのデザインは、アロハシャツをモチーフにしているんです。
アロハシャツは、ハワイにおいて男性の正装として用いられており、沖縄におけるかりゆしウェアと同じようなポジションを持っています。
そのため、沖縄で結婚式を挙げる場合、アロハシャツを着用してもOKなんです。
ただし、現地の方たちの正装はあくまでもかりゆしウェア。結婚式でアロハシャツを使うシーンは、リゾートウエディングを挙げる新郎新婦がドレスコードとして指定した場合のみとしましょう。
また、ハワイにおける女性の正装である「ムームー」もアロハシャツを同じ扱いで考えてOKです。
結婚式での着用もスタンダードだと分かりましたが、どこで手に入れればよいのでしょうか。入手方法を3パターンご説明します。
沖縄にはかりゆしウェアを専門で取り扱うお店が多く存在します。
お土産品として人気が高いことから、お店の多い沖縄南西部、特に国際通り沿いに多くの店舗が立地しています。
値段は5,000円から10,000円がボリュームゾーン。中には15,000円以上する高級品もあり、お店によって柄のバリエーションもさまざまです。
結婚式に参加するゲストへプレゼントする場合、5000円前後の品がおすすめ。価格を抑えつつ、爽やかな着心地を備えています。
ただし、全てのゲストにおそろいのデザインをプレゼントしたいと考えている場合は要注意。かりゆしウェアのデザインはバリエーションが豊富なため、1種類の在庫は限られています。
デザインをなるべく統一したいと考えている方は、事前に電話で問い合わせておくか、結婚式場が用意しているレンタルを活用するのがおすすめです。
かりゆしウェア (沖縄版アロハシャツ) 公式通販サイト:MAJUN(マジュン)
近年リゾートウエディングを挙げるカップルが増えていることから、式場や一部のかりゆしウェア専門店でかりゆしウェアのレンタルを行っています。
結婚式以外で着る予定がない方におすすめした方法で、1着あたりのレンタル料は1,000円から3,000円とお手頃。
ゲストの衣装代を負担する予定の新郎新婦にはとても助かる方法と言えます。
また、一ヶ所ですべての衣装がそろうのもありがたいポイント。式場で全員分を手配してしまえば、着替えから美容着付けまでひと通り対応してもらえるので、準備が多い女性に優しい配慮とも言えます。
かりゆしウェアを自前で用意したいのなら、ネットショッピングがおすすめ。
リゾートウエディングはゲストの人数が少ないとはいえ、20人前後の衣装を揃えるのは大変。
わざわざ沖縄まで来てもらう手前、衣装は負担したいと考えている方も多いと思います。
沖縄のかりゆしウェア専門店は、オンラインショップを構えている店舗が多く、ネットショッピングでかりゆしウェアを手に入れられるんです。
ネットショッピングなら、事前に好みのデザインを聞くこともできますし、どれにしようか考えている間も楽しいです。
手元に届いたときに、沖縄への期待が膨らむのもおすすめポイントです。
かりゆしウェア (沖縄版アロハシャツ) 公式通販サイト:MAJUN(マジュン)
かりゆしウェアをレンタルして撮影を楽しめるフォトウェディングも充実しています。
結婚式の前にとっておけばウェルカムスペースに使えたり、二人のメモリアルムービーにも使えるのでおすすめですよ♡
ラフにいつもの自分たちを残したい♪アメリカンビレッジに行けば、沖縄らしさと異国感溢れる街並みで、楽しくお買い物をしながら自然な表情を撮影♪沖縄旅行の合間に、カメラマンと現地集合。楽しくデート撮影をして、そのまま解散!
すっかり沖縄の正装として定着している「かりゆしウェア」。涼しくて快適で、その上おめでたい意味も込められているなんて素晴らしいですね。
沖縄を満喫するための服ともいえますので、沖縄で結婚式を検討している方は、ぜひかりゆしウエディングを候補に入れてみてくださいね。