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ラナンキュラスは「幸福・純潔」などの花言葉を持つ、ウェディングブーケにおすすめの花。色・形のバリエーションも豊富で、さまざまなブーケに取り入れられる便利な花でもあります。
しかし、ラナンキュラスは品種の多さゆえにどの種類を選べばいいか悩みがちな一面も。
そんなときはブーケイメージや会場のイメージからラナンキュラスの品種を決めるのがおすすめ。この記事では、ラナンキュラスのブーケイメージとおすすめのウェディングシーンを紹介。合わせて花言葉も解説します。
ラナンキュラスとは、キンポウゲ科キンポウゲ属に属する花です。品種改良が盛んなことで知られており、毎年多くの新品種が登場しています。
色は赤・黄・白・ピンク・紫・緑などさまざま。花の形は一重咲き・八重咲き・変わり咲きなどがあり、八重咲きの品種はバラとよく似た見た目をしています。
バリエーションがとても多いため、品種を把握するのは困難。ブーケイメージに合う色や形を探していく方がいいでしょう。
一重咲きとは、花びらが一層だけの花の形のこと。シンプルな見た目ですが、素朴でナチュラルな魅力があります。
花の見た目は、花びらを大きく開いて咲くことからポピーの花に近い印象です。
品種は、ラナンキュラス・ラックス(ピカピカ)というシリーズが有名で、グレーシス、ウラノス、エウロペ、アルテミスなど数多くの種類があります。
八重咲きとは、花びらが何層にもなっている花の形のことです。層の数は何層かがふんわりと重なり合ったものから、花びらが幾重にも重なっているものまでさまざま。層の数が違うだけでも印象がかなり変わります。
園芸品種の主流となっており、一重咲きの品種よりかなり多くの品種があります。
特に、バラの花のように華やかな咲き方の種類が人気で、ピンク色のオルレアンやMピンク、白色のコートホワイト、赤色のコートレッドなどの品種が有名です。
ラナンキュラスには、ちょっと変わった咲き方をする「変わり咲き」という形があります。八重の品種が多いのですが、花びらが波打っていたり、花の中心から葉が出ていたり、フリルのような形をしていたりとかなり個性豊かです。
また、アネモネに近い咲き方をする品種は「アネモネ咲き」とも呼ばれます。
変わり咲きのラナンキュラスは一輪でかなりの存在感があるため、ブーケにオリジナリティを出したい方におすすめです。
有名な品種は、ハーマイオニー、ビアンコフェスティバル、シャルロットなど。
ラナンキュラスの花言葉には「とても魅力的」「晴れやかな魅力」を始めとした、ポジティブな意味の花言葉が多くあります。
また、色が多いだけに色別の花言葉も多くあります。ラナンキュラス全般の花言葉とは意味が異なるため、それぞれチェックしておきましょう。
ラナンキュラス全般の花言葉は下記のとおりです。
ラナンキュラスの花言葉は、魅力に関する意味が多いのが特徴です。花言葉の由来は諸説あり、花の見た目が魅力的であることや、ギリシャ神話の青年・ラナンキュラスが魅力的な人格の持ち主であったことが主な由来だと言われています。
ラナンキュラスの色別の花言葉は下記のとおりです。
それぞれ色からイメージしやすい花言葉を持っています。特に、白色の「純潔」や紫色の「幸福」、ピンク色の「飾らない美しさ」はウェディングシーンにピッタリの意味ではないでしょうか。
全体的にポジティブな花言葉が多いですが、オレンジ色のラナンキュラスだけは少しネガティブとも取れる意味を持っています。ただ、オレンジ色にも美しい種類は多いため、オレンジ色のラナンキュラスを使いたい場合は、意味を深く考えすぎない方がいいかもしれません。
ラナンキュラスは色や形が豊富なため、作れるブーケデザインもさまざま。そこでここでは、チャペルやガーデンなどのウェディングシーン別におすすめのブーケデザインを紹介します。
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神聖な雰囲気のチャペルウェディングにおすすめのピュアホワイトブーケです。八重のラナンキュラスとバラを使っていますが、花の見た目が似ているため全体的なテイストは統一されています。
リゾートウェディングの聖地と呼ばれる沖縄には多くのチャペルがあります。純白のチャペルも多いため、ブーケも純白で統一してみてはどうでしょうか?
ここではラウンドブーケを紹介していますが、もう少しボリュームアップしたい場合は、シティアドロップブーケやキャスケードブーケに仕立ててみるのがおすすめです。
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黄色のラナンキュラスをセンターに、チューリップやスイートピー、フリージアなどを使ったイエローブーケです。色味の近い黄色で統一することで、デザインに変化を持たせつつも統一感のある印象になっています。
イエローブーケは元気で活発な印象を受けるデザインです。そのため、沖縄ウェディングで選ぶなら、南国の太陽が降り注ぐビーチやガーデンと組み合わせてみてはどうでしょうか?鮮やかな黄色は白い砂浜に映えますし、グリーンとの相性も良好です。
ちなみに、屋外でのウェディングにはパステルカラーのように鮮やかな良い色を選ぶのがポイント。自然光との相性が良く、花の美しさが際立ちます。
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シックな色のラナンキュラスやバラ、ダリアなどでまとめたナチュラルブーケです。大ぶりな花を多く使っていますが、全体的にトーンを落としているため主張が強すぎず、ナチュラルな印象に収まっています。
ナチュラルブーケはガーデンやグリーンと好相性。自然の中に溶け込んだような印象のコーディネートが楽しめます。
また、シックカラーのブーケはナイトウェディングにもおすすめ。キャンドルの光に優しく照らされ、ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。
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いろいろなウェディングシーンに合わせやすいのが「ピンク×ホワイト」のブーケ。チャペルはもちろん、ビーチやガーデンにも違和感なく溶け込みます。
ホワイトを基調とした清楚なイメージを持ちつつ、ピンクのかわいらしいイメージも感じられるため、とても使い勝手の良いデザインです。
シーンに合わせてブーケの印象を変えたい場合は、白とピンクの比率を変えてみたり、ピンクの色味を濃くしてみたりするのがおすすめ。また、挿し色に赤や黄色といった色味の強い色を入れてみるのもアリです。
さまざまな色や形を持つラナンキュラス。それゆえにラナンキュラスを花選びから始めてしまうと、ラナンキュラスの迷いの森に入り込んでしまうことも…。
そのため、ラナンキュラスはウェディングシーンから逆引きして選ぶのがおすすめ。シーンごとに適した種類に絞れますし、会場とのミスマッチも防げます。
沖縄にはラナンキュラスの花言葉のように「とても魅力的」な結婚式会場が数多く用意されています。美しい花を選ぶように、美しい会場選びをするのもいいかもしれません、ね。