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沖縄はビーチウェディングもいいですが、ガーデンウェディングもおすすめ。皆で和気あいあいと楽しめるのはガーデンウェディングならではの魅力ですよね。
そして、ガーデンウェディングにおすすめしたいのが、「幸福」の花言葉を持つすずらんを使ったブーケです。
すずらんの白い花と大ぶりな葉はグリーンに映えますし、バッグブーケのようにナチュラルな雰囲気のブーケとも相性抜群。ナチュラルなドレスとの組み合わせにもおすすめです。
そこでこの記事では、沖縄ガーデンウェディングにおすすめの、すずらんを使ったブーケイメージを紹介。合わせて花言葉も解説します。
すずらんは古くからヨーロッパで愛されてきた花で、聖母マリアにまつわるエピソードがあることから「聖母マリアの花」とも呼ばれてきました。
また、花言葉は「幸せ」にまつわる言葉を持っており、白い花がウェディングドレスと相性がいいことからブーケの花としても人気です。
まずはすずらんの花言葉について見ていきましょう。
すずらんの花言葉は主に下記の4つです。
英語の花言葉にはこれら4つに加えて「優しさ・愛らしさ(sweetness)」があります。
ちなみに、すずらんと言えば白のイメージですが、ほかにもピンクや赤、青といった色があります。ピンク色のすずらんには「かわいらしい」「愛らしい」といった色別の花言葉があります。
すずらんの花言葉「再び幸せが訪れる」の由来は、すずらんが北国において春を告げる花であることから来ています。
北国において春が訪れることは幸せであり、その春を告げるシンボルであったすずらんに「再び幸せが訪れる」という花言葉を捧げたのです。
ちなみに、すずらんはフィンランドの国花でもあります。フィンランドですずらんは「幸せを呼ぶ花」と呼ばれているそうです。
ヨーロッパには、毎年5月1日をすずらんの日呼び、大切な人へすずらんを贈る習慣があります。特にフランスでは「ジュール ドゥ ミュゲ」と呼ばれ、親しまれています。
すずらんの日は、16世紀のフランス国王・シャルル9世から始まった記念日です。
当時、シャルル9世がプレゼントされたすずらんの花束をとても気に入り、シャルル9世自らも宮廷の婦人たちにすずらんの花をプレゼントするようになったそう。
その「すずらんを気に入った日」が5月1日だったことから、5月1日はすずらんの日として広まっていったそうです。
ちなみに、フランスではすずらんの日が近づくと、街のあちこちですずらんの花束が売られるようになります。
世界のセレブたちもすずらんのウェディングブーケを手にしたことを知っているでしょうか?
古くは1956年、モナコのグレース・ケリー公妃がレーニエ三世大公と結婚した際に手に取り、最近では2011年にイギリスのケンブリッジ侯爵夫人であるキャサリン妃が、そして、2018年に同じくイギリスのサセックス侯爵夫人であるメーガン妃がすずらんのウェディングブーケを手に取りました。
また、永遠のアイドル・オードリー・ヘップバーンもすずらんのブーケを手にしたことがあります。こちらは映画『パリの恋人』作中のウェディングシーンで手に取ったのですが、シンプルなすずらんだけのブーケが本人を引き立て、本物のウェディングさながらの美しさを見ることができます。
セレブたちのブーケをチェックして、自分たちの結婚式に取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
すずらんは一輪が小さい花ですが、集まるとかなり見ごたえが出ます。また、葉の部分もグリーンとして使いやすいため、ナチュラルな雰囲気を出すには最適な花と言えます。
花の色はやはり白系や淡い色でまとめるのがおすすめ。ここではガーデンウェディングにおすすめのナチュラルなブーケを紹介します。
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キャサリン妃が結婚式のブーケに選んだすずらんと白バラを使ったブーケです。かなりボリュームがありますが、白だけでまとめているため清楚な印象でまとまっています。
ちなみに、キャサリン妃のブーケはもう少しすずらんの割合が多く、ティアドロップブーケに近い形でした。白バラとすずらんの割合を変えることで印象も変わりそうですね。
また、白バラには「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」といった花言葉があります。
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ナチュラルな雰囲気を重視したい方におすすめなのが、こちらのクラッチブーケです。
クラッチブーケは、花の茎をあえて長めに残して束ね、茎の部分をつかんで持ち歩くタイプのブーケです(クラッチは「つかむ・握る」という意味)。ほかのブーケに比べて装飾が少なく、花そのままの姿を見せるため、よりナチュラルな印象を受けます。
このブーケでは白の花でまとめており、すずらんの葉で全体の印象をまとめています。すずらんは葉も美しいためグリーンとしても活用してみてくださいね。
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ラウンドブーケに少し厚みを持たせたような形のバッグブーケです。ブーケの中には、すずらんとグリーンを中心にまるで花畑が広がったようにさまざまな草花が詰まっています。
このバッグブーケのポイントは、ツタを編んで作ることでよりナチュラルな雰囲気に仕上げていること。持ち手の部分に巻かれた布も少し荒めで、ナチュラル感を演出しています。
バッグブーケはバッグの形を変えることでテイストも変わります。ぜひいろいろなバッグデザインをチェックしてみてください。
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両親への花のプレゼントにおすすめなのがこちらのバスケットブーケです。バスケットいっぱいにすずらんやバラなどを詰め込んで、感謝の意を伝えましょう。
バスケット自体にナチュラルな雰囲気があるため、ガーデンウェディングにはピッタリの演出です。
バスケットに入れる花に決まりはないので、バスケットに収まるくらいシンプルにまとめても、バスケットからこぼれるくらい花を詰めてもどちらもOK。すずらんをバスケットから思い切りこぼれさせても見栄えがしますよ。
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こちらはすずらんを風船で覆ったバルーンブーケ。見た目がとてもかわいいですし、うっかり花をぶつけてしまう心配もありませんね。
結婚式で使うというよりは、会場の装飾やゲストへのプレゼントに向いています。写真映えもするので記念撮影のときにもおすすめです。
すずらんの花言葉である「幸せ」をバルーンに閉じ込める。そんなロマンチックなブーケはどうでしょうか。
グレース・ケリー公妃に始まり、キャサリン妃やメーガン妃なども手に取ったすずらんブーケ。花言葉の「幸福」の裏には、古くから幸せの象徴として愛され続けてきた確かな歴史があります。
そんなすずらんは、何より縁起をかつぐウェディングにぴったりの花。二人の幸せを祈って、そしてゲストたちにも幸せが訪れることを祈って、すずらんブーケで大切な一日を祝福しましょう。
バスケットブーケやバルーンブーケにすれば、両親やゲストへ幸せのおすそ分けもできます。
すずらんは使い勝手がいい花です。ぜひ二人なりの幸せの届け方を考えてみてくださいね。