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南国を彩るトロピカルフラワーたち。結婚式にぴったりの花言葉も多く、多くのカップルが沖縄ウェディングのブーケに取り入れています。やっぱり沖縄ウェディングはリゾート感を出したいですよね。
でも、一言にトロピカルフラワーといっても、どんな種類があるのでしょうか?花言葉の意味も詳しく知りたいところです。
そこでこの記事では、沖縄ウェディングのブーケによく使われる、ハイビスカス・アンスリウム・プルメリアのブーケイメージと花言葉を紹介。
また、ブーケを長持ちさせられる、ドライフラワーブーケの作り方も紹介します。
トロピカルフラワーとは、南国に咲く花の総称。沖縄にもハイビスカスやアンスリウムといった植物が生息しています。
沖縄ウェディングシーンでは、沖縄の太陽に負けないくらい存在感のあるブーケが作れるため、とっても人気。ビーチウェディングやガーデンウェディングといった、屋外での結婚式とも相性抜群です。
まずは、沖縄ウェディングでよく使われる、ハイビスカス・アンスリウム・プルメリアの特徴と花言葉を見ていきましょう。
鮮やかな色味が沖縄の自然をそのまま表したようなハイビスカス。沖縄の空や海がこれ以上似合う花がほかにあるでしょうか?
南国沖縄の花といえば、ハイビスカスをイメージする方はかなり多いと思います。沖縄のあちこちに咲いていて、お土産のパッケージや観光ポスターなどでも見かけることが多い花です。
色は赤が有名ですが、黄色や白、オレンジなどもあります。園芸種になると、紫やグレーがかったものも。かなり品種改良が進んでおり、さまざまな色が手に入ります。
アンスリウムは光沢のある葉が特徴的。ブーケにナチュラル感とトロピカル感をプラスするアイテムとして人気です。
花弁のように見える部分も葉の一部で、花の部分は中心の棒のような部分なのです。
花のように見える部分は仏炎苞(ぶつえんほう)といい、これも葉の一部。赤を始め、白や紫、緑といったカラーバリエーションがあります。
いろいろなトロピカルフラワーと合わせやすいため、出番の多いお花です。
プルメリアは可憐な見た目が特徴的。沖縄には自生していませんが、南国ハワイの首飾り「レイ」に使われることから、南国を象徴する花として知られています。
白の花弁と黄色の絞りがとてもかわいらしく、プルメリアをベースにしたブーケは多くのカップルに選ばれています。
また、クセの無い白色はさまざまな花との相性がよく、どんな色と合わせても上手にまとまります。
自分の好きな色と組み合わせて、思い思いのブーケが作れますよ。
ここからは、ハイビスカス・アンスリウム・プルメリアを使ったトロピカルブーケのイメージを紹介します。
1種類使うだけでも華やかになりますが、2種類以上を組み合わせるとかなり賑やかな印象に。「少し賑やかすぎるかな?」という印象でも、舞台が沖縄なら大丈夫。エネルギーに満ちた沖縄の自然にスッと溶け込みます。
インパクトのあるハイビスカスを覆うように、プルメリアをはじめとした小花を配置したティアドロップブーケ。白系の花を多く入れることで、ハイビスカスの存在感がより際立っています。
ちなみにティアドロップブーケとは、「涙の雫」型ブーケのこと。下方向にもボリュームが出るため、ドレスのトレーン(引き裾)のように優雅な印象になります。
ハイビスカスとプルメリア、それぞれ色のバリエーションがあるため、色を変えて楽しむのもおすすめ。また、ハイビスカスを複数色入れると南国感がさらにアップします。
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アンスリウムを主役に据えると、ナチュラル感満点のブーケに。淡い色でまとめることで、自然な風合いを出すことができます。
アンスリウムは、赤・白・ピンクが主流ですが、これらの色の間に多くのカラーバリエーションがあります。
特に、ピンクは種類によって色の濃さがかなり異なります。
例えば、「ユタ」という種類は紫に近いピンクですが、「ミスティーク」という種類は淡いピンク。「パンドラ」や「ピンクチャンピオン」などはピンクと緑のグラデーションが楽しめます。
アンスリウムをメインに選ぶ際は、まず品種選びから始めるのがおすすめです。
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赤のハイビスカスをメインに、色味の強い黄色やオレンジなど、明るい色をたくさん盛り込んだカラフルブーケ。
緑や白といった大人しい色は少なめにし、明るい色を多く使うことで南国感のある仕上がりになります。
ブーケをカラフルにするメリットは、とにかく写真映えすること。沖縄の海や自然の緑にも負けない、目を引くブーケになります。
また、チャペルウェディングで使えば、チャペルの白とのコントラストが映えます。
沖縄の伝統衣装「かりゆしウェア」との相性も抜群。どんなシーンで撮影しても背景・衣装負けしないブーケです。
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ボリュームのあるアンスリウムにプルメリアやひまわりを合わせれば、元気いっぱいな印象のブーケに!グリーンを適度に入れれば、いろいろな色が入っても上手にまとまります。
ブーケにひまわりを使う場合の注意点は、ブーケの主役に合わせて花の大きさを考えること。ひまわりは一輪でもインパクトがあるため、大きすぎず小さすぎずまとめるのがコツ。他の花とのバランスが重要です。
アンスリウムとプルメリアの組み合わせは使い勝手がいいため、ブーケのメインに据えても、ブーケのボリュームアップに使ってもOK。使う花に迷ったときに便利なため、覚えておきたい組み合わせです。
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ブーケにこだわるなら、覚えておきたいのが「ドライフラワーブーケ」の作り方。アフターブーケとも呼ばれ、ウェディングブーケを乾燥させるだけで作れます。高温多湿を避けて保管すれば1年以上保存することもできるため、ぜひ取り組んでみてください。
また、さらに長期保存したい場合は「プリザーブドフラワー」にするのがおすすめ。5年以上の保存が可能です。
そこでここでは、ドライフラワーブーケの作り方について紹介します。
ドライフラワーブーケの作り方は2種類。自然乾燥させる方法と、シリカゲルで急速乾燥させる方法です。
どちらも難しい工程はないため、自宅でも作ることができます。ワンポイントアドバイスとしては、開花後は日が浅いうちにドライフラワーにすることです。開き切ったものを使うと、乾燥途中で花びらが散ってしまう可能性があります。
ブーケをプリザーブドフラワーにするには、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
自分で作ることもできるのですが、花に着色する工程があり、慣れないと花びらを破いてしまう危険性があるためです。
業者は、結婚式場で対応してもらえることもあります。もし対応していない場合は、ウェディングブーケに特化した、扱いに慣れている業者を選ぶといいでしょう。
ブーケをまるごとプリザーブドフラワーにすることも、ブーケの一部を使ってアーティスティックにすることも可能。ブーケを素材と考えて、まったく新しいデザインにするのも面白そうですね。
トロピカルフラワーブーケは、いわば沖縄らしさを凝縮したようなアイテム。太陽のまぶしさや海の美しさ、結婚式への期待などを詰め込んだ、こだわりのアートです。
だからこそ、トロピカルフラワーブーケを作る際はなるべく自由に作るのがおすすめ。いろいろな色を入れても不思議とまとまるため、心のままに花を選んでしまいましょう。
お気に入りの花を詰め込んだブーケと一緒なら、沖縄ウェディングはもっと楽しくなります。
そして、ウェディングの後はドライフラワーブーケにしていつもそばに。トロピカルフラワーブーケは、お二人の憧れも思い出も全部受け止めてくれるはずです。