ガーデンウエディングの相場はいくら？内訳や最終金額は？

ガーデンウエディングの相場をご存じでしょうか？
一般的に挙式と披露宴のセットだと、地元で行う場合、350万円前後が相場と言われています。
一方、沖縄で行う場合は160万円前後が相場と言われています。ゲストの人数が少ないため安くなります。

今回は、沖縄ガーデンウエディングの相場と実際にかかる費用、その内訳について解説していきたいと思います。

 

ガーデンウエディング費用の相場と内訳

まず、沖縄でチャペルウエディングを行う場合の相場ですが、口コミサイトに投稿されている費用明細から、平均140万円前後がボリュームゾーン。

ガーデンウエディングになると、ガーデン使用料や装飾代が追加で必要になり、1～3割増しの160万円前後が相場になります。

ゲストの人数平均は20人程度。式場側も20人規模を想定して見積もりを作成しており、挙式と披露宴で60～100万円程度のプランを用意しています。

 

費用のかかる項目は？

費用を考える上で知っておきたいのが、費用の項目です。

結婚式の費用は、細かい項目の積み上げになっていますので、分解して考えることで、自分でもおおむねの額を見積れます。

おおまかな項目と金額は下記のとおりです。

項目	内容
挙式	挙式を行うのに必要なサービス
会場	挙式会場、披露宴会場を使用する費用
料理	披露宴のコース料理にかかる費用
飲み物	披露宴の飲み物にかかる費用
衣装	ドレス、タキシードなど
装花	会場に飾り付ける花の費用
美容着付け	ヘアスタイリングや着付けなど
介添え	挙式、披露宴の誘導
写真・映像	記念写真やムービーなど
サービス料	サービスに対し、チップの代わりに上乗せされる費用
その他	その他演出、装飾など

 

プランに含まれるサービスと含まれないサービス

項目の次に気を付けたいのが、プランの内容です。

見積りを提示された場合、金額の詳細が添付されており、プランに含まれる内容を確認することができます。

会場代や衣装代は含んでも、着付け代やサービス料を別途計上する場合もあるため、合計金額だけを見て判断しないようにしましょう。

一般的に、プランに含まれて提示されるのは、挙式料、会場代、料理代、飲み物代、衣装代、装花代、介添料あたりです。

美容着付けやサービス料などは、含まない場合があるため、注意が必要です。

また、料理や飲み物代、装花代はグレードがあり、安いグレードで提示される場合が多いので、内容をよく確認しましょう。

 

グレードアップや演出追加で上限は青天井

料理、飲み物、装花など、サービス内容にグレードが用意されているものは、提示された見積額から金額が大きく上がる可能性があります。

例えば、料理代を1人あたり12,000円程度で提示されたとしても、実際には1人あたり20,000円程度までプランが用意されていることが多いです。

また、バルーンリリースやフラワーシャワーなどの演出は、必要最低限に抑えられていることがほとんどのため、演出を多く取り入れたい場合は、金額をよく確認しながら追加していきましょう。

当初の見積額が60万円程度でも、グレードアップや演出の追加によって100万円を超えるケースはよくあることで、当初見積もりの1.5倍～2倍ほどの金額を想定して考えると良いでしょう。

 

金額が高くなりすぎないようにするには

グレードアップや演出の追加で、金額は青天井なのですが、それでも金額が安いにこしたことはありません。

自分たちの理想とお財布事情をうまくすり合わせて、無理のない額でおさめましょう。

 

サンプルの見積額は最低限度のもの

まず、サンプルとして提示される見積額は最低限のものであることを再認識しましょう。

見学の際に提示される見積額を見ると、思っていたより安いことが往々にしてあります。

これなら手が届きそうだと思って契約し、後でよく確認したらじつは最低限の内容。自分たちがやりたい内容を叶えるには、かなりの金額を上乗せしないといけないというパターンがよくあるのです。

式場を一度契約してしまうと、キャンセル料が発生してしまいます。キャンセル料も決して安い金額ではありません。

また、人数の増加にも注意。式場側が、20人のゲストを想定して見積りを作成しても、実際のゲスト人数が40人だと、料理代やドリンク代が倍になります。

含まれている項目や、見積りのゲスト人数をよく確認してから契約するようにしましょう。

 

1人あたりの金額を考えよう

次に考えたいのが、ゲスト1人にかかる金額です。結婚式にかかる費用は、挙式料や会場代と言った、金額が固定されている項目と、1人あたりの金額で計算されており、人数によって変動する項目があります。

料理代やドリンク代などがこれにあたり、増える人数によっては一気に金額が跳ね上がる可能性がありますので、1人あたりの金額を把握するようにしましょう。

また、料理やドリンクのグレードアップにも要注意。1人あたり3,000円の金額アップをした場合、20人になると60,000円の金額アップになります。

料理のグレードアップはゲストへのおもてなしに直結するため、力を入れたい項目なのですが、予算の無理がない範囲で対応することをおすすめします。

 

衣装や装飾を自前で手配するのもあり

衣装や装飾などの費用を安くするため、自前で手配してしまうというのも一つの手です。
特に、ドレスやタキシードといった衣装代は、自前で手配すると大幅に安くなるケースがあります。

衣装をレンタルする場合、安い店舗では5万円以下で手配可能な所もありますし、「都道府県民共済」では、3万円以下で手配可能な所もあります。

ただし、都道府県民共済はすべての都道府県にあるわけではないので、チェックが必要です。

装飾を自作する場合は、ウェルカムボードや席札を作成するのがおすすめ。比較的簡単に作れて、ゲストへのおもてなしを表現できます。

一点注意が必要なのは、式場によって衣装の持ち込み不可の場所もあること。持ち込みを想定している場合、見積もりの段階で確認しておきましょう。

 

結婚式だけが費用じゃない。実際にかかる費用とは

結婚式の相場は160万円程度なのですが、忘れてはいけないのが沖縄へ行くための旅費や、滞在費です。

地元で結婚式を行う場合と異なり、かなり大きなウェイトをしめてくるので、なるべく安く収めたいところ。

では、実際にどのような費用がかかり、どうしたら安くなるのでしょうか。

 

航空券や新婚旅行にかかる旅費

一番初めに考えるべき項目が旅費です。

沖縄へ行くために必ず必要になる費用ですし、沖縄へ行くためには飛行機が前提になります。

また、結婚式後にそのまま新婚旅行を計画している場合は、旅行にかかる旅費も含めて考えておきましょう。
旅費を考える上で、考慮すべきなのが季節です。沖縄はリゾート地のため、航空券の金額が年間でかなり変動します。

トップシーズンの8月では、往復で3万円台～5万円台ですが、10月や11月になると1万円台から2万円台まで下がります。

リゾートウエディングをする場合、ゲストの旅費を新郎新婦側が負担するケースもありますので、旅費をなるべく安く抑えることはとても大事なポイントになってきます。

なお、ホテルの金額も航空券同様に変動します。

 

ゲストの衣装代やホテル代など

次に考えるのが、ゲストの衣装代やホテル代です。

地元での結婚式と異なり、衣装を現地でレンタルしたり、ゲストが前泊をしてから結婚式に出席したりと、リゾートウエディングならではの費用が発生します。

衣装は、沖縄における夏の正装である「かりゆしウェア」をレンタルすることが多く、
新郎新婦が代金を負担した場合、まとまった金額が発生します。
また、ホテル代を負担する場合も要注意。1泊数万円はよくあることで、トップシーズンの8月では5万円を超えてくることも。

ゲストに申し訳ないからと、宿泊費を負担することを約束した後で、よく調べたらとても払えない額の宿泊料が必要だったなんてことも。

ゲストを招待する前に、よく確認しておきたい項目ですね。

 

現地での滞在費

そこまでウェイトが大きい項目ではありませんが、滞在費も考えましょう。

なるべく安く収めたいにしても、沖縄に行くからには楽しみたい気持ちもあると思います。

そのため、どちらかというと、滞在費を抑えて考えるよりは、結婚式代を賢く節約して、滞在費にまわすという考えが良いでしょう。

滞在中に楽しかったことは、2人の素敵な思い出として残りますし、結婚後の話題にもなります。

ちなみに、結婚式代を浮かせて、滞在を楽しむなら10月上旬がおすすめ。10月は航空券やホテル代が安くなる上に、台風もシーズンオフ。そして何より海に入れるので、お得な時期なんです。
沖縄が2人の素敵な思い出の地となるように、目いっぱい楽しんじゃいましょう。

 

リゾートウエディングは旅費や滞在費も確認しよう

沖縄リゾートウエディングの相場は160万円前後と、比較的安価でできることが分かったと思います。

しかし、旅費や滞在費など、結婚式以外の部分で費用がかさんでしまうこともあるので要注意。

実際に必要な費用を把握することで、結婚式は賢く安価に、そして沖縄での思い出作りを思いっきり楽しみたいですね。