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暖かい風が肌を撫で、思わず仰ぎたくなるようなような青空に、
透き通るような海が数々と散らばる沖縄。
今回は、その海の1つ、沖縄本島中部、宮城島にある秘められたパワースポット「果報バンタ」を紹介したいと思います。
果報バンタは別名「幸せ岬」と呼ばれていますが、その理由は「果報バンタ」という名前に理由があります。
沖縄の方言で、「果報」とは「幸運、良いこと、ラッキー」、「バンタ」は「崖、絶壁」という意味で、その名の通り果報バンタは、絶壁の下あるパワースポットです。
崖の下に広がるビーチでは、ハワイでは幸運を運んでくるとされているウミガメが、満月の夜に産卵に訪れるほど美しく、自然のままのビーチになっています。
この「幸せ岬」と言われる果報バンタは一体どこにあるのでしょう。
宮城島には、塩工場があり、果報バンタはその塩工場の中に入った奥にあります。
普通のビーチは、観光名所となっているところが多く、人々がそのビーチの中に足を踏み入れることが出来ますが、この果報バンタは、塩工場が設立されるまで、人知れずありのままの姿を残していたのです。
さらに、絶景が望めるだけではなく、果報バンタの敷地内には、「龍神風道」と「三点御座」というパワースポットも存在します。
「龍神風道」は、心体の健康、また子宝にご利益があると言われており、「三点御座」は仕事運を上昇させてくれるパワースポットです。
壮大で息を飲むような景色を堪能しつつ、パワースポットで自身のエネルギーも上げれるスポットが、「果報バンタ」の魅力なのです。
塩工場内の、崖の上にある絶壁ポイントから望める果報バンタのビーチは、透き通ったエメラルドグリーンの海から深い青色へのグラデーションが広がり、さらに波が動く様は、まるで油絵を連想させるように、雄大な景色がどこまでも続いています。
絶景ポイントには、勿論柵が設置されていますが、それも絶壁の端。
目の前には、何も遮ることの無い、広大で青々とした海が広がっているため、まるで自分が海の中心に浮かんでいるかのような、そんな錯覚を覚えるでしょう。
しかし、果報バンタのビーチに続く舗装された道が無いため、そのビーチには辿り着けないとか……
周りに連なる崖で守られ、人の手が入っていないその神秘的なビーチには、どんな生き物や、パワーが込められているのでしょうか。